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「楽しいベトナム旅行」

２００６年６月上旬出発。

正月に集まったとき　ベトナム旅行の話が盛り上がり実現いたしました。

話だけのことが多いのに　うれしかったぁ＠＾▽＾＠

一日目

朝８：３０成田集合　１０：３０出発

６時間後ホーチミンシティ国際空港に到着。

迷いたくても迷えないサイズの空港。

時差は２時間、体が楽です。

が、最高気温は３５度くらいでした(*^_^*)

川が！！！　　巨大だ！！

しかも　橋が無い。

・

空港内タクシーカウンターでタクシーを手配。

３０分でドンコイストリートのマジェスティックホテルまで。

タクシー代金　６ドル。　チップ不要。

でも、チップ１ドルあげたら一万円札もらったように喜んでいたので、

もう1ドルあげちゃいました。

運転技術に感動したからです。



ベトナム・ホーチミンのタクシーの助手席は遊園地のどのアトラクションより興奮する。

このバイクは　車に当たりません。

日本なら事故確実。

信号の無い巨大交差点が　このバイク量で　てんでんバラバラ

渋谷のスクランブル交差点のように勝手に交わりつつ

ぶつからず通過するのです！！

三日半ほど滞在しましたが、交通ルールが不明です。

逆走行あり

車椅子が追い越し車線を走るあり

反対車線をマトリックスリローデットのように走行しているのです。

みな一様に　のべつクラクションを鳴らしております。

日本のクラクションは怒りがこもってますが

ホーチミンのは相手を思いやって鳴らしているのは分かります。

しかし　何をすると　いわゆる白バイにつかまって違反切符を切られるのかは不明です。

レンタカーの類を借りると　加害者になりそうなのでやめましょう。

Viet.wmv

ホテルは快適そのものでした。

場所も繁華街に徒歩数分のところなので

疲れたらすぐ休めるし、タクシー代金もかかりません。
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちらのホームページの日本語が意味不明は場合は　英文と比較しましょう。笑えます。

　薔薇の花と

山盛りのフルーツでお迎え。

　

　

　

　

　

　

　

日本では味わえない美味しさ。　ドラゴンフルーツのファンになる。

　

　

部屋は　プールビューでしたので　外の騒音とは無縁でした。

ベランダのふちには　カロライナジャスミンが・・・

　

　

　

プールは小さめですが　家族連れなどに利用されて和やかなムードでした。
　

　見える川は　こんなんよ。

リバービューの部屋のほうが高額ですが　夜景がいいのかな。

　

　　　こんなのも営業してました。

　　　レストラン三種類。生バンドが各階にいます。

　

　

　

　

一階レストランではバイク軍団を見ながら朝食。

いくら見ても飽きません。

　　　　　　　　　　　　　　　今までのどのホテルより充実したバイキングの内容と味。

　　　　　　　　　　　　　　　感激です。

エレベーター脇　螺旋階段も上から見るとちょっとステキかも。

ホテル外観でーす。

大通り(６車線位）を渡るのに　

３日たってやっと勇気が出て渡れました。（￣□￣；）！！

ホテルで一休みして　

一番のお目当ての「マングローブ」という洋服仕立て屋さんに行きました。

ワンピース　生地代入れて　マイサイズのものを仕立てて30ドル。

安！！

ここではワンピース3着新調。お直し５着で１０ドル。

合計たったの１００ドル。

激安！！

たくさんの生地から選ぶもよし　日本から持参した生地で頼むもよし

デザインも　見本品からも　雑誌からも　自分の手書きでもＯＫ

すべて　一晩で縫ってくれるのです！！！　　感激。

もちろん日本語ＯＫです。

前日注文の服を試着して、感激の余り、たいていの方はもう一着頼んでいました。

興奮と熱気で汗だくになります　(笑)

　83 Mac thi Buoi, Ho Chi Minh City
　Tel: (84-8)824-3465
　営業時間＝9:30〜19:30

他にもオーダーメイドのお店たくさんあります。発見してね。

私も　もう一軒　行きました。＠＾▽＾＠

　　　　　　　近所には可愛らしい雑貨屋さんがたくさんあります。

　　　　　　　一日目は買わずに目を慣らしましょう。

　　　　　　　金銭感覚が養われておりませんので　翌日悔しい思いをするでしょう。

　　　　　　　ま、同じものを１０倍の値段で売りつけられても　日本より安いのですが。

夕食は高級ベトナム料理店　「マンダリン」　に行きました。

　
入り口

店内は

弦楽四重奏やら　ピアノの生演奏やらでサービス満点です。

初めて入ったので料金の相場が分かりませんでしたが

普通のお店の４倍はします。

でも、それでもドリンク類を入れても一人当たり２5ドル〜３５ドル位です。

もっと奮発してもいいかも。

　

お料理はたくさん出ました。

揚げ春巻き

自宅で再現して家族に喜ばれました。

皮がもちもちでした(*^_^*) 付けダレも一味違います。	ザボンのサラダ 揚げせんべいのようなものに乗せていただきます。

人が食べたもの写真で見てもねぇ・・・とお思いでしょうが

翌日以降も当分続きます。(*⌒∇⌒*)テヘ♪

２日目

朝食後　観光名所　「ベンタイン市場」へタクシーで移動。

タクシー代約3ドルです。

時々ベトナム通貨 「ドン」(1ドル約１５０００ドン）しか受け取らない運転手さんもいますので、

ホテルなどで１０ドル分くらい両替スルよろし。

余りの品揃えと熱気に意識不明になりながら歩いていたら

「なんか臭い」と小さい声でつぶやいてしました。

日本語ＯＫな店員さんがたくさんいらっしゃいます。

すかさず　「ドリアン！！」　と叫んでおられました。

ドリアン臭　初体験で　ちょっと感激。

市場内食堂。

時間が早かったので　まだ　すいています。

乾物　生鮮食品　衣類　食器類　刺繍　民族工芸品などなど

所狭しと並んでおります。

ベンタイン市場の全体図


ごく一部を拡大。

拡大しても良く見えない・・・それくらい大量の店が入っております。

しかも

安いです。

値引き交渉がかなり有効です。

私は定価で総刺繍トートバックを購入しましたが、

値切り上手な同行者は　半額以下で購入！！

恐るべし。

懐中物には細心の注意が必要でしょう。

一番いいのは複数のポケットにバラバラと小額紙幣を入れておくことです。

財布や　かばんは危険です。

このあと　実感スル事件がありました。

現場はこの前の横断歩道です。

市場の中は蒸し暑いので外に出て

付近の様子を見学している最中

小型デジタルカメラをひったくられました。

怪我も無く、被害額はゼロ円でした。が、戻りません。

(会社の記念品でもらった旧型のものでしたので。）

あっという間にバイクの二人乗りに持ち去られました。

横断歩道の真ん中で・・・

付近の方々が大変心配して人垣ができ、

あっという間に警官と日本語通訳の人が連れてこられました。

観光客でホーチミン市民全体が暮らしているような所なので

評判が悪くなる引ったくり犯に憤慨している様子でした。

とにかく　犯人以外はみんな親切でした。

カメラを奪われた同行者は

警官のバイクに乗ってホーチミン市内をブイブイ走り

超ご機嫌でした。

５回も乗ったんですって。スゴ！！

警官バイクの後ろから　もう一台の大型カメラで　迫力ある写真撮影に成功。(笑)

なぜか　帽子に覆面　長袖・長ズボン　サンダル履き

という　スタイルが多かったです。

合羽は常備している様子で、走りながら着て、走りながら脱いでました・・・

警察署内ではローテクさに驚いたようです。

コピーマシンが無いので人海戦術、手動で複数枚書類を作成していたそうです。

しかも　聞き込み情報をメモする紙を忘れて　腕にペン書き記録して・・・

警察にいる間に日本人の財布が届きました。

現金だけ抜かれていました。

中の名刺で本人に連絡を入れたら　財布を取られたのに気が付いていませんでした！！

現地法人企業に勤務なさっている方のもので　一か月分の給料が入っていたんですと！！

大丈夫か！！　　　こっちのほうが心配。

・　

気を取り直して観光継続。

道端では葉っぱつきライチ発見。

お花やさんは何処も　こんな色と　こんな花。

新鮮な蓮の花がそこかしこで売られていました。

高級レストランやブティック　エステなどで　

バサリといけられておりました。

なぜか道端で調理なさっている方が多いです。

食べかけのどんぶりも　そこかしこに置いてあります。

間違えて蹴ったり　生ゴミを踏んだりしないようにしないとね。

　ちょっと危険です。(笑)

お昼ごはんは　タクシーで移動

ベトナム・フエの宮廷料理で有名な　「Ｐｈｕ Ｘｕａｎ」　（フースアン）へ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　128 Dinh Tien Hoang, Dist.1, HCMC
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　08-8200329

店内は　こんな感じ

もちもちの生春巻きに　えびのすり身のオードブルが美味しい。

大根もちを揚げたようなものと　牛肉のグリル

ステキな器で演出

あと、スープとか小皿の料理が複数出たけど　写真　写すの忘れちゃった。

店員さんは日本語ぺらぺらでした。

予約無しでも時間帯をずらせばＯＫみたい。

一人前１５−２０ドルくらいでした。

日本にもこの店直営店があります。

値段は比較になりませんが　(行ったことある人によると）味は近いそうです。

是非お試しを。

・

食後は足マッサージとショッピング三昧。

１９３０年代のレトロ原付発見。欲しいかも。(*^_^*)

あっという間に夕食タイム

食いすぎです。

60-62 Dong Du St., Dist.1, HCMC
08-829-8634
8：00-23：00 

きれいなお姉さん　アオザイが似合います。

食いすぎなのに

写真撮る間もなく残骸と化す。

もちろんうまい！！

ベトナム料理ハズレなし。

似ているけど　ちょっとずつ違う。

　付けダレにオリジナリティがあるのです。

・

チキン料理は鳥インフルエンザのためどちらのレストランでもありませんでした。

三日目

やっと　交通事情になれて道路が渡れるようになりました。

でも　交通ルールは不明です。（￣□￣；）！！

安心して財布の出せる　国営デパートへ。

夢中で物色のため写真がこれ一枚・・・
　

スーパーマーケットとお土産やさんが一緒になったようなところ。

ベトナムならではの食材や調味料など物色。

帰ってから重宝しました。

見るだけでも飽きない。

蓮の葉茶と茶器一式　手刺繍のポチ袋大量を購入。

激安。

シクロという乗り物。

同行者の一人は１０年で５回ベトナムに来たことがあります。

はじめは自動車やオートバイはほとんど無く

八割がたシクロだったそうです。

乗ると　矢面に立たされた状態で　無法地帯を走ることになりますので

猛烈に怖くて　泣き笑いするしかないとのこと。

値段も　約束と違ったりして怪しいそうです。

きちんと　断りの交渉ができる英語力がある人はチャレンジしてもいいかも。

こういう一家　結構見かけました。

いろいろなバイクがいました。

移動ガソリンスタンドみたいに　ガソリン缶をいくつも搭載したバイクもいました。

昼ごはんは　庶民的なお店で。

カニ料理で有名なお店です。

　
　　94 Dinh Tien Hoang St., Dist.1, HCMC　
　　08-825-8633　
　　10：00-23：30

庶民的なお店は　調理場がみんな道路に面しております。

店内から撮影。

　

調理済みソフトシェルクラブ。うまいっす！！！

値段も安い

四人前で　ドリンクつけて　１８ドルくらい。

お店は決して衛生的ではありません。

テーブルはベタベタだし。

床にも食べカスが落ちてるし。

冷蔵庫ないし。

おなかが丈夫じゃない人はやめたほうがいいでしょう。

実はこのあと　同行者　四名中一名　下痢に発熱と　あいなりました。

因果関係は不明です。

翌朝には復活。良かったです。

でも　夜ご飯はルームサービスに。

ゆっくりと　ワールドカップ　サッカー観戦いたしました。

４日目

ひたすら観光

サイゴン大聖堂

観光名所だけあって　道路を一緒に渡ってくださる係り専門かと思う警官がいる。

笑顔でとても親切。

中は少しひんやり。

信者の方もお見えでした。

大切にされている教会です。

あと、いろいろなお店屋さん　食堂には　各種神様が必ずお祭りされておりました。

これはその一つ。

なぜか地面に直接あるところが多かったです。

日本では　仏壇にせよ　神棚にせよ　高くなってますよね。

不思議？

もっとベトナムの文化の勉強必要ね。

ホーチミン中央郵便局にも立ち寄りました。

　　　　　　　　　　　　　　　　同行者は市内のカード店でステキな絵葉書を買って
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　世界中のお友達に送りました。

　　　　　　　　　　　　　　　　切手代も　もちろん安いです。

お昼ごはんは　バインセオ（ベトナム風お好み焼き）

懲りずに屋台風なお店に。
　

　46A Dinh Cong Trang

えらく狭苦しい路地にタクシーで入り込んだ。

停車したと思ったら　店の前だった。

すぐ近くにも似た名前の店がある。

両方食べたことある人は　こちらが美味しいといっていたが　不明。

確かに　地元の人も　外国の観光客もどんどん来ていた。

ベトナム風しゃぶしゃぶも頼んでみた
　

←の　付けダレは強烈な異臭を放っていた。

どんな感じかというと　新島のくさや工場の香りとドリアンのにおい。

普通のニョクマム味の付けダレには慣れておりましたが・・・しばし絶句。

しかし、フランスのエスカルゴを食べられなかった私でもいけました。

そのためには　たくさんの香草が必要です。

用意されたものは　分かるだけで　パクチー　どくだみ　紫蘇　ミント　

青バナナのスライス(モーレツに渋い！！）　エシャロット　蓼(パクチーに似た味）

とにかくエグイ葉っぱ大集合、

ライスペーパーにサンチュと肉とエグイ葉っぱ大量を巻き巻きして食べる。

エグく無い葉っぱだけまいて←のタレをつけると　臭すぎ。

エグイのを入れると　実に調和された良い味になります。

化学反応か？？？

で、これがバインセオね。

ぱりぱりで　中に　もやしと　海老と　とうもろこしのような穀物がはいっている。

やはり　ちぎってから各種香草と一緒に　巻き巻きして　ニョクマムや　ライムなどつけて食べる。

美味しい。

別に　ココナッツの実のドリンクも注文してみました。

透明でコクがありました。

４人前で１５ドル。激安。

しかしながら　決して衛生的ではありません。

飲んではいけない生水で食器類を洗い

「頼む！！　漂白してくれ」　というザルに入れ

小学校の雑巾のような色のふきんで拭く。

近所の屋台風庶民的お店の調理人と思われる人は電柱で包丁研いでたし。

それなりの覚悟が。

チョロン地区にあるティエンハウ寺（天后宮）に移動

タクシーで5-6ドル分くらい走ったところに中国式お寺があります。

タクシー運転手は知らなかったみたいで　道に迷ったので高いのかも。

間口の狭い　お寺さんです。

境内は厳かに静まり返っている。

線香の煙が絶えることが無いようだ。

１８世紀から続くお寺。

やはり大切にされている様子が伺える。

ちなみに　線香の下に立って上を見てはいけない。

燃えカスが目に入ります。(笑)　

マジ　入ったし。

　　一ヶ月くらい燃えているとのこと。ﾎﾝﾄか？

ご本尊です。

合掌

・

帰るとき　アメリカ人っぽい観光客の乗った観光バスが到着

入れ違いになりました。

お寺さんは静かにお参りしたいですので　良かったです。

　

・

トイレは　超ベトナム式。

どちらが前かわからない和式便所のようなところに

ずっと　水が流れている。

トイレットペーパーは流さず　

持参したものを使ってゴミ箱に入れるのが常識だそうです。

知らんかった！！

・

お寺の前に　鳥かごにすし詰め満杯の　すずめ　を見つけました。

かわいそうだな　何するのかな？と思っていると

隣に座っている親父が「１ドル」といいました・・・・

仏教徒には殺生をしないことにより功徳を積むということがありますので

信者の人に売りつけているのでしょうか・・・

リチャード・ギアが出ているカードのコマーシャルのように全部買えばよかったのかな。

脱力して　遠ざかりました。

(T_T)

・

気を取り直して、さて次はお待ちかね

エステ３時間コースです。

中には　一週間コースなんてすごいところもあるようです。

エステ好きで世界のエステを回っているＪＡＬのＣＡが

お勧めする　エステ　サイゴンスパ　に行ってまいりました。

(2008年２月末を持って営業一時停止　理由：地価高騰らしい）

ベトナムに到着したらすぐ予約したほうがいいでしょう。

日本からでもインターネットで予約できます。

・

荷物は　鍵のかかるロッカーに全部しまって

裸になり　パティオを巻いて　室内を移動します。

ステキな洋館を改装した　ゆったりした時間の流れるスペースです。

時間で予約・人数制限していますので　どやどやしていません。

バラ風呂やハーブスチーム風呂

チラシ写真です

風呂上りにはホッとするレモンとハーブのジュース

そこかしこに　デンファレが一輪ずつディスプレイしてあります。

チラシ写真です

香り高いチューベローズが水面に浮かべてあるガラス器が顔のはまる穴の下においてあります。

夢見ごこち。

あっという間に３時間たってしまいましたが、良い思い出になりました。

同行者７０歳代の義母は　皺がなくなり　１０歳以上若返りました。

マジです。

チラシ写真です

ちょっとした待ち時間には　必ず特性ブレンド茶が出ます。

とても美味しいです。

成分を伺ったのですが　忘れました。ごめん。

これで　汗も無く　さっぱりして飛行機に乗れます。

・

同行者一名はエステではなく　各種マッサージをはしごいたしました。

雑誌などで評判のところより　道端でチラシを配っていたところのほうが気に入ったようです。

背骨の一本一本をつま先で揉み解してもらって極楽だった様子。

・

ちょっと余った時間に　しつこく「アイーン」を連発するバイクタクシーのおじさんに

日本の新しいギャグを教えてくれと頼まれたので

小梅太夫の「チックショー！！！」というのを教えてあげたそうです。

大丈夫だろうか・・・

５日目
　

前日の夜１１時５０分発　ＪＡＬ７５０便で帰路につく。

夜景がきれいでした。

すぐ　熟睡。

ベトナム旅行の感想

なんと元気でたくましく　器用で勤勉なのでしょう。

生命力に満ち溢れた国でした。

こんなに異文化に触れたのは初めての体験でした。

びっくりの連続。

日本は　負けてるところ　いっぱいあります。

がんばらねば。

たぶん　又行く　絶対いく。

人も樹もたくましいベトナムでした。

おわり